2023.5.9
代表幹事 岡本 浩
(東京電力パワーグリッド)
「スマートレジリエンスネットワーク」は、グローバル社会がコロナ禍に見舞われていた2020年8月、2050年でのカーボンニュートラル達成や、地震・台風などの自然災害からの被害を合理的な手段で最小化するため、分散型エネルギー(DER)に着目し、DERのスマートな活用を促すことによるカーボンニュートラル・地域のレジリエンス向上のための民間主体の産学連携の場として設立されました。
設立時点で定めた活動期間である2022年度末まで、多数の有識者や企業・団体に参画いただき、DER普及に関わる課題抽出や各種提言、地域活用と価値実現に向けた具体的な取組みの検討を進めることができました。活動にご協力いただきました多くの皆さまに改めて御礼申し上げます。
会員の皆さまのご賛同を得て、2023年度からは、本ネットワークの活動をさらに発展的に継続し、今まで検討してきた内容の具体化を図って社会実装につなげていくべく、モードチェンジして活動を推進して参ります。
今後の活動を進める上で、DERが地域の未来をどのように拓いていくのか明確にする必要があることから、産業革命の歴史をたどりながら私見をまとめました。ご参考としてご覧いただき、ここに記した未来の社会実装に向けたエコシステム作りにともに参画いただきたいと存じます。
社会の皆さまとの共創に向けて新生するスマートレジリエンスネットワークをどうぞよろしくお願いいたします。
岡本代表幹事 「エネルギーの分散化が創出する地域の産業革命」